幽玄洞のご案内



採石場跡地から鍾乳洞が発見されたのは、昭和55年のことです。当時洞内は大量の土砂に覆われており、取り除く作業が行われ、翌年4月にオープンしました。奥行き130メートルだった洞内はその後第2次第3次開発と整備が行われ、平成6年には総延長500メートルとなり、一方通行が可能になりました。

3億5千万年前の地歴を誇る日本最古の鍾乳洞です。海底だった地層がのちに地殻変動で垂直近くまで起こされました。壁面にはウミユリや腕足類などの化石が発見され、化石の宝庫と言われています。なかでも日本で初めてウミユリのガクの化石が完全に近い状態で岩盤上で発見されました。

鍾乳石の石筍やつらら石などの造形美にあふれ、エメラルドグリーンの地底湖は神秘的な輝きをみせており、大地のアートを体感できます。


洞窟に隣接する「幽玄洞展示館」は洞内の案内図とともに、地元で発見された化石を紹介しています。古生代デボン紀の地層から発見された「鱗木(リンボク)」や石炭紀、デボン紀からのウミユリのガクの化石を中心に貴重な化石を展示しています。